▼小惑星探査機はやぶさが、地球に戻ってきたのが2010年6月13日。もう、約1年前のことになります。プラネタリウムで放映されているはやぶさのCG映像「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を観てきました。
プラネタリウムのドーム内に映される映像は、画質があまり良くなかったです。しかし、冒頭、地球が観客席に迫ってくるシーンなどは星が堕ちてくるような怖さがあり、プラネタリウムでしかできない演出だと思います。3D映画よりも迫ってくる感じが伝わります。
上映時間が43分しかないからか、話をだいぶはしょっていたり、はやぶさを擬人化して呼びかけたり、不満はあるものの、映像がとにかく素晴らしい。はやぶさが、試料カプセルを分離後、本体をまばゆくきらめかせて燃え尽きる様子は、美しくも悲しい。
小惑星イトカワまでの20億キロに渡る長旅、さまざまなトラブルを乗り越えて満身創痍での帰還。はやぶさは、ただの機械にすぎない。それでも、任務を忠実に果たす姿は「けなげ」としか言い様がない。長旅を終えた彼に「よくがんばったね。ご苦労様」と声をかけたい。
つい擬人化してしまった。そうしてしまういとしさがある。
料金も安いですし、もしお近くでやっている方はいかがでしょう。上映スケジュールは下記サイトから確認できます。
上映時間43分(会場によってはロングバージョンあり)
▼上映後、プラネタリウムのお土産コーナーに行った。今、観終わったばかりなのか、大学生らしき7,8人の集団が興奮して騒いでいる。ストラップを買うだとか、デスクトップフィギュアを買うだとか、キャイキャイ言うとる。ミーハーである。すぐそういうグッズに飛びつくところ?恥ずかしいわー。
あれですか、携帯の壁紙も、はやぶさが地球を撮った写真とかにしてるんでしょ?そういう人いるわー。すぐ影響受けるのね。
とにかく、こっちはさっきから待ってるんだから早くどいてくれ。そのキャイキャイ言ってる集団が去った後、フィギュアが一個だけ残ってました。
やったー!最後の1個残ってたよ!あいつらがみんな買っちゃうかと思ってドキドキしてたのに!もう、バカ!うれしー!
「あ、残ってんだ。じゃ、買うか」ぐらいの表情で買いました。PCの横に、はやぶさフィギュアを置き、はやぶさストラップを付け、眺めています。携帯の壁紙も、はやぶさが最後に撮った写真だしな。そうだ、額に「はやぶさ」って、入れ墨をいれるのはどうだ?いやあ、でも、東北新幹線「はやぶさ」のファンと勘違いされそうで、まずい。
それは、まずいです!
好きすぎて心配するポイントが変になってきた。