玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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修行

▼今年の夏はとても暑い。

夏ってなんであるんだろうか、夏とは必要なんだろうか。うーむ、そもそも夏とはいったい‥‥。

思いのほか、脳みそがマズイことになっている。

▼「『敵と思えるような相手に出会ったら、それを忍耐や寛容を与える修行だと考えてみてください。そのように考えると、敵は私たちの師であり、先生だといえます』(ダライ・ラマ

このような言葉がありますが、この暑さを師と思い、忍耐力をつける良い機会だと喜ぶ。やれ扇風機だクーラーだと実に軟弱である。困難こそがわたしたちを鍛えるのです!」

友人A子の家にいったら、上のような演説をぶたれ、クーラーを入れてなかった。テーブルの上には、ダライ・ラマの自伝が置かれている。もろに影響を受けている。わかりやすい人である。

でも、アンタんとこの冷凍庫は、あずきバーガリガリくんだらけだが、それはいいのか。

そんな感じだったので、買ってきたハーゲンダッツをテーブルに置いて「じゃあ、食べないの?」と聞けば「越後屋、おぬしもワルよのう‥‥ほっほっほ」と、すかさずアイスに手を伸ばす。悪そうな顔である。

ダライ・ラマどこ行った。