玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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遊んでて賢者になれるのはゲームだけ

▼あと1週間ほどで10月も終了。11/8の行政書士試験が間近である。

そんな中、断りきれずにショッピングサイトの仕事を引き受け、会社の仕事もやってしまった。

勉強が著しく遅れてしまった。

理由はさておき、遊んでいるのといっしょである。

なにせ、日記なんか書いてるしなあ。

遊んでて賢者になれるのはゲームだけである。

現実は、遊び人が転職できるのはニートかヒキコモリだけだ。

恐ろしい。恐ろしい。

知りたくないよ、本当のことなんて。

ともあれ、ゲームやりたい。

モンハン3やってメタルギアやって大神やってドラクエやって‥‥エヘヘエヘヘ楽しみだなあ。って、小学生と本当に変わらないな。変わらなすぎて怖いわ。

もっと立派な大人になるはずだったのだが。

どこで間違えたがわからないほど間違えている。

▼風邪気味だったので近所の医者へ。

初めて来たが、みょうにボロい建物で、衛生的にも大丈夫なのかと心配になる。

患者が二人しかいないのに1時間ほど待たされた。本を読んでのんびりと待つ。ここらへんが無職の強みである。

どうやら先生は寝ていたらしい。

80歳を超えようかというおじいちゃん先生なのだ。

ようやく呼ばれて診察室に入ると、テレビのメジャーリーグ中継(ヤンキース戦)に見入る先生が。

ニューヨーク(ヤンキースの本拠地)の気候、松井選手の調子、日本人メジャーリーガーの活躍について語った後、診察を開始する。

病状について話していると、突然先生は立ち上がり「2対1か‥‥」とつぶやいた。

画面が見えづらかったらしい。

診察が終わり、受付で会計をすると、おばあちゃんから「お釣り900円で大丈夫よね?ね?ね?」と念を押された。

それはわたしのほうで計算するのでしょうか。

ま、たった1100円で愉快な思いができた。テーマパークとして考えると安い。

重病の場合をのぞき、今後はこの医者に通いたい。

▼久々出社。

会社の債務確認などの作業。しかし、今更ながら社長はすごい。電話が掛かってくると、たいてい「よっ!元気か?」である。何億もの債務を抱え、自宅を取られた人とは思えない。このバイタリティーはなんなのだろう。

普通の人間なら自殺を考えてもおかしくはない状態である。どこか危機を感知する部分が故障しているのだろうか。仮に仕様だとすると、とんでもない商品である。今後は販売禁止にすべきだ。

わたしが会社の仕事を無償で手伝うのも、社長のこの不思議な活力に魅かれてのことかもしれない。元同僚や周りの人間、取引先の人間からも「なんで会社を手伝ってるんだ?」とか「なんの得があるんだ?」とか言われるが、まあ、ないんですよ、得なんて。損はあれど得なんてあるわけがない。

社長から仕事をまわしてもらえると、思っているわけでもない。そもそも損得にこだわるのが、そんなに重要なのか。正しいかもしれないけど、あんまり面白い気はしないんだけど。

ただ、ひょっとしてだが、このマイナスがどこかでプラスに転じないか。マイナスとマイナスを掛けてプラスになるような。この状況でプラスになるとしたら奇跡だろう。可能性は限りなくゼロに近いけれど、なにか偶然の力が働いて、うまくいけば素晴らしいと思う。

あきらめない限り可能性はゼロじゃないのだから。その成功を見てみたいと思う。本人があきらめないかぎり、こちらもできるだけ応援したいと思う。結局は、がんばっている人が、社長が好きなのだろうか。

なかなか周囲にはこういう感情はわかってもらえないのだけど。ちょっとだけ社長に賭けたいんだな。

命までは取られないんだし、ギリギリまでやったらいいと思います。

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