玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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八百屋さんごっこ

▼友達の子供、ター坊(5歳)と八百屋さんごっこをしている。驚いたのは八百屋さんを知らないということ。近所にスーパーしかないらしい。ここは私がですね、八百屋のなんたるかを教えねばならないと思いましたね。

ター坊「いらっしゃいませ」

私「八百屋は『らっしゃい!』かな。威勢よく」

タ「いせー?」

私「元気のことかなあ」

タ「おー。わかりました。じゃ・・らっさい!」(らっしゃいと、言ってるつもり)

私「‥‥、えーと、じゃ、今日は何かいいの入ってる?」

タ「ニンジン」

私「ニンジンは、どうやって食べるのがいいの?」

タ「ニンジンはねえ、えーとね・・、生です!」

私「ニンジンの他は?」

タ「レタスもあるよー」

私「レタスはどうやって食べるといいの?」

タ「レタスはねえ‥、生です!」

私「そっかー。他、何かある?」

タ「キャベツ」

私「キャベツは、どうやっ‥」

タ「生です!」

私「ウサギなのか」

この後に、ター坊のおかあさんが必死に「ちゃんと料理してるから!昨日、八宝菜だったよね!」と言い訳してたのがおかしかった。だが、ター坊に「好きな食べ物は?」と尋ねると「ガストのポテト!」と即答するから、子どもは血も涙もない。

 

▼知り合いの家で手作りのスピーカーを聴かせてもらったのだけれど、想像してた以上の音だった。目を閉じると、まるでそこに人がいて歌っているような。家でもこういう音が聴きたい、そう思ったから自分でやってみようと思った。

周りの人間にスピーカーを作ったことがあるか聞いてみたら、だいたいみんな1度は作ったことがあるという。私の周りはエンジニアだらけで、エンジニアという人種はこういったことが大好きだ。

社内でもっとも変わっている上司は、やはり他の人とは少し違っていた。

「スピーカーは若い頃に作っていた。でも、スピーカーに限らず、物に電気を通しているのが好きなんだなあ」

いろんな趣味があるけど、物に電気を通すことというのはなかなか。

▼アニメ「灰羽連盟」を観ている。どんどんいいアニメがでてくるなあ。