玉川上水日記

このブログの内容はすべてフィクションです

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手書き

▼伯父夫婦来る。伯父が来ると、いつも賞味期限ギリギリの食品を置いていく。このギリギリというのは印刷してある賞味期限ではなく、本当に食べられるかどうかのほう。なぜこうギリギリの物を買ってきますか。何と戦っているのか。メロンは熟しきって苦い部分もあり、スイカは身が濃い赤に変わりちょっと水っぽかった。でも、美味しい。

 

普段はごく当たり前に賞味期限内の物を食べているし、腐りかけた物を食べることはない。恵まれた物ばかり食べていると、抵抗力が弱るかもしれない。たまにあえて、いけるかどうかギリギリを攻めて体をビックリさせたほうがいいのかもしれない。伯父はもういい歳(77歳)なので、限界に挑戦するのはやめた方がいいと思う。死ぬので。どうやら、いまだに毎日ギリギリに挑戦しているようなのだ。

 

あと、伯父から渡されたマグロの尾をブツ切りにして煮る。普通の物を買ってこない人である。煮方がよくわからず味は今一つ。

 

 

 

ケンブリッジ大学では学生の手書きの字が読みにくいと講師から不満が出ており、試験にコンピュータを持ち込むことを検討しているという話を聞いた。記事を探してみたのだけど、これ(The Telegraph)かな。いつか日本でも手書き試験は廃止されて、端末を持ち込んでの試験になるかもしれない。

 

仕事でもメモや打ち合わせ以外、手書きで物を書くことがほとんどなくなった。経理の仕事をしていたときは役所関係に出す書類は手書きが多かったので、それなりに書いたんだけども。もう、漢字を書けなくなってるんだろうなあ。いつか、整った字が書けることを褒められる時代が来るのかもしれない。草書はすでに多くの人が読めないだろうから需要はあまりないだろうけど、楷書で美しい手紙を書く代書屋のような仕事が流行る可能性もあるかもしれない。検索してみたら、実際にあるんですね。社訓、企業理念、目録などを書くようです。料金は1万円から2万円。元からこういう仕事あったのだろうけど。

片付けをしていたら友人からもらった古いカセットテープが出てきた。自分の気に入った曲を入れて贈り合うというのは中学、高校時代によくやっていた。テープの分数を計算し、ほぼ余白がないように曲を入れるというのも技術だった。テープのケースには友人の癖のある字で曲名が書かれている。曲名を書くペンにもこだわったことを思い出す。あいつは、いい奴だったなあ。

 

彼も生きていれば41歳か‥‥。まあ、生きてるんですけど。先週、会ったんですけど。勝手に殺すのやめとこ。

 

しかし、今の子供はどうやって曲を渡しているのだろうか。USBに移して渡すのかな。それともYouTubeで聴いてくれと言うのかな。当たり前のことがよくわからなくなってきた。なるほどこれが歳という。

 

 

 

▼In Japan-2015(Vincent Urban)

In Japan - 2015 from Vincent Urban on Vimeo.

 

東京、大阪、京都、広島を3週間かけて撮影した動画だそうです。できればリンク先の大きい画面で音がある状態で観たほうが楽しめると思います。外国の方が撮ると日本の景色も少し違って見えますね。ビルが建てられていく様子や、星空、夜景などを撮ったタイムラプス動画(微速度撮影した写真を繋いだもの)は多いですが、この動画は緩急をつけたり、逆回しで繋いである部分もあって面白いです。信号の点滅とBGMが同じリズムを刻んでいたり遊び心を感じる。

 

 

 

▼トランプゲームの大富豪、大貧民

地域によって呼び方が違うのかな。わたしが住んでいる地域、東京西部(といってもいろいろですが)は大貧民でした。ですが、今周りに聞いてみたところ大富豪が多い。中学生の頃までは革命、8切り、縛り、イレブンバックなどのルールもなかったのだけど、高校の頃は革命が導入されたりした。いろいろ地域差があるのかなあ。

 

ちょっと気になったのでアンケートを設置してみました。気が向きましたら是非是非。

 

 

 

 

 

▼映画の感想「サスペクト 哀しき容疑者」を書きました。脱北した元北朝鮮エリート工作員が韓国であれやこれやするアクション映画。とにかく韓国映画のアクションはレベルが高いですねえ。危ない。人、死んでそうな気がする。

 

ゲームの感想「シムシティ ビルドイット その3」を書きました。やめられないとまらないである。